私は、昔から、
「もっと良い指導方法はないだろうか。」
と考えてきました。
自分の塾のやり方だけが正しいとは思えなかったからです。
そこで、
青森、東京、名古屋、神奈川、熊本、京都。
全国のいろいろな塾を見学させてもらいました。
コーチングも学びました。
神経言語学も学びました。
東京まで勉強しに通ったこともあります。
良いと思ったものは、
少しずつ塾に取り入れてきました。
でも、
結局、
最後に答えを教えてくれたのは、
有名な先生でも、
立派な理論でもありませんでした。
子どもたちでした。
昔の私は、
つきっきりで、
分かりやすく、
丁寧に教えることが、
最高の指導だと思っていました。
例題を説明して、
一緒に解いて、
類題を解かせる。
間違えたら、
すぐに教えてあげる。
それが優しさだと思っていました。
でも、
ある時、
気づいたのです。
子どもたちが、
教えてもらうのを待つようになっていることに。
ちょっと問題の形が変わると、
「習ってないから分かりません。」
と言う。
文章を最後まで読まずに、
考えることをやめてしまう。
これは、
私自身が、
子どもたちの考える機会を奪っていたのかもしれない。
そう思うようになりました。
それから、
少しずつ指導方法を変えてきました。
できるだけ、
自分で読ませる。
考えさせる。
アウトプットを増やす。
分からないからこそ、
考える時間を大切にする。
すると、
不思議なことが起こりました。
先生が隣で丁寧に個別指導をしていた頃より、
今の個別演習の方が、
高得点を取る子が増えてきたのです。
もちろん、
教えることも大切です。
でも、
もっと大切なのは、
自分で学べるようになること。
これからの時代、
誰かが、
いつも答えを教えてくれるわけではありません。
だから私は、
今日も、
子どもたちから学んでいます。
23年間、
一番の先生は、
やっぱり子どもたちでした。
(つづく)
伊万里進学塾では、ただ答えを教えるだけでなく、自分で考え、自分で学ぶ力を育てることを大切にしています。
お子さまの学習について気になることがありましたら、体験授業または学習相談をご利用ください。