塾長コラム

子どもたちが先生だった

第7話

「数学の文章題が苦手」は、本当に数学が原因でしょうか?

 

「うちの子は数学の文章題が苦手なんです。」

保護者の方から、このようなご相談をいただくことがあります。

もちろん、数学の知識不足が原因の場合もあります。

しかし、実際に子どもたちを見ていると、それ以前の問題に気付くことがあります。

それは、

「文章が読めていない」

ということです。

例えば、

「兄は弟より3個多く持っています。」

「二人合わせて27個です。」

この2文を読んで、何を表しているのか整理できなければ、式を立てることはできません。

数学の力というより、日本語を理解する力が必要なのです。

「ちゃんと読まない子」と「読めない子」は違います

私は、この二つを区別して考えています。

一つ目は、

ちゃんと読まない子

面倒だから飛ばして読む。
思い込みで解き始める。

これは学習習慣の問題です。

一方で、

読めない子

最後まで読んでも、文章の意味がつかめない。

主語と述語が分からない。

何が条件で、何を求められているのか整理できない。

こちらは勉強の仕方を変えなければ改善しません。

同じように文章題が苦手でも、原因は全く違うのです。

数学を教える前に見ることがあります

伊万里進学塾では、文章題が苦手な子に対して、すぐに数学だけを教えるわけではありません。

まず、

「文章を正確に読めているか。」

ここを確認します。

原因を見つけずに勉強を進めても、なかなか成績は伸びません。

遠回りに見えても、土台から整えることが、結果的には一番の近道になると考えています。

伊万里進学塾では、ただ答えを教えるだけでなく、自分で考え、自分で学ぶ力を育てることを大切にしています。
お子さまの学習について気になることがありましたら、体験授業または学習相談をご利用ください。