唐津東・武雄青陵中学受検の調査書(内申書)|2027年度

このページでは、唐津東中学校・武雄青陵中学校の2027年度入学者選抜における調査書と面接の扱いを整理しています。

公式情報の確認日:2026年10月10日。文・編集:伊万里進学塾 代表 高木和一。

公立中高一貫校の調査書とは

調査書(内申書)は、小学校等の学習や学校生活の記録を、学校長がまとめる書類です。通知表の点数だけを写したものではありません。

2027年度の唐津東中学校・武雄青陵中学校の評価要領では、小学4年生から6年生までの記録が対象とされています。

教科の学習の記録のほか、特別活動、行動、総合的な学習、外国語活動、出欠などの記録が含まれます。成績だけでなく、学びへの取り組みや学校生活の様子も見られます。

ただし、「何を何点に換算するか」という細かな計算方法を、ここで推測することはできません。公表された評価要領の範囲で、両校の扱いを確かめていきましょう。

4年生からの記録が対象だからといって、4年生から受検対策だけを考えて生活する必要はないと思います。

今からできることは、毎日の授業を大切にすること。分からないところを聞くこと。できたことも、うまくいかなかったことも、次に生かすことです。

 

調査書の作成・提出と公式資料の確認

2027年度(令和9年度)入学者選抜の調査書・表面です。出典:佐賀県教育委員会「様式3」。画像をクリックすると拡大できます。提出用の様式や記入上の注意は、下の公式ページで確認してください。

2027年度(令和9年度)入学者選抜の調査書・裏面です。各教科の学習、外国語活動、総合的な学習の時間の記録が載ります。出典:佐賀県教育委員会「様式3」。画像をクリックすると拡大できます。

在籍する小学校等に、調査書の作成を依頼します。保護者が評定や所見を書き込む書類ではありません。

受け取った調査書は開封せず、出願する年度の募集要項に従って提出してください。具体的な提出日程は、各校の受検情報ページにまとめています。

佐賀県教育委員会の募集要項・評価要領を確認する

2027年度の調査書様式・記入上の注意を確認する(佐賀県教育委員会)

 

【2027年度入学】公式募集要項・評価要領に基づく情報

調査書等の60点には、面接も含まれます
 

唐津東中学校

適性検査Ⅰ40点・Ⅱ60点・調査書等60点。配点の合計は160点です。

武雄青陵中学校

適性検査Ⅰ50点・Ⅱ50点・調査書等60点。配点の合計は160点です。

両校とも「調査書等60点」には、面接の評価が含まれます。調査書だけで60点、さらに面接の点が加わるという意味ではありません。

適性検査、調査書、面接の結果を総合的に審査します。通知表から保護者が内申点を計算して、合否を判断できる仕組みとして説明することはできません。

(塾長より)点数を見ると、調査書をどう良くするかが気になると思います。

でも、点数のためだけに活動を増やすより、今していることに自分なりに取り組む方を大切にしたいです。

授業で分からなかったことを聞く。提出するものを確かめる。係や委員会で、自分の役割を果たす。

地味なことですが、こういう積み重ねは中学校に入ってからも役に立ちます。

 

両校の評価の違い|出欠や活動の記録

両校とも、学習内容の定着、主体的な学習態度、集団活動への取り組み、普段の生活や活動実績などを段階評価します。ただし、記録の扱いには違いがあります。

唐津東中学校:出欠を含む各記録について、記載された事項が良好な場合のみ評価対象とすることが、2027年度の評価要領に示されています。

武雄青陵中学校:出欠の記録は、出席状況が特に良好な場合に、総合的に評価する際の参考とするとされています。

この違いを、「欠席があると必ず減点される」という説明に置き換えることはできません。出欠について気になる事情がある場合は、在籍する小学校や志願先に確認してください。

学級代表や児童会、スポーツや文化活動などを、何をすれば何点加算される、という一覧にすることもできません。役職や資格があれば必ず有利になるとは言い切れません。

まずは、志願先の評価要領を読むこと。そのうえで、お子さんが今取り組んでいることや、困っていることを確かめていきましょう。

 

集団面接は、調査書とあわせて評価されます

両校とも、集団面接は1グループ5人程度、10分程度です。3段階で評価し、調査書の評価とあわせて総合的に評価します。

面接だけの配点や、調査書との細かな比重は公表された評価要領からは分かりません。「面接が合否のカギ」と決めつけず、適性検査と日々の学びを含めて準備していきましょう。

ここからは、塾としての考えです。

なぜ、その学校で学びたいのか。学校見学で何が心に残ったのか。まずは、お子さん自身の言葉を聞いてみてください。

すぐに立派な答えが出なくても、いいと思います。話しているうちに、本人も初めて気づくことがあります。

うまく言う練習だけでなく、自分の経験を振り返り、相手の話を聞き、考えを伝えること。その積み重ねを大切にしたいです。

調査書や受検の準備が気になるときは、今のお子さんの学びの様子から、一緒に考えていきましょう。

中学受検情報のまとめを見る

 

※公式情報は、佐賀県教育委員会「令和9年度佐賀県立中学校入学者選抜」の募集要項・評価要領(2026年9月25日掲載)を確認しています。年度によって扱いが変わる場合がありますので、志願する年度の公式資料も必ずご確認ください。